年次改革要望書 ≫2007.07.24 [Tue]

本日も晴天なり。割と涼しい夜から朝でした。涼しすぎて夜中に眼が覚め、明け方まで眠れず、

いささか眠さの残るマツケンです。

さて、今日は少し固めのお話。「年次改革要望書｣や「日米投資イニシアチブ報告書」という文字が時々

マスメディアにあります。アメリカ政府の日本政府に対する要求書のことです。小泉改革のほとんどは

この不当要求書に沿って行われてきたといわれます。勿論安倍政権も然り。これは、〔「改革」にだまされる

な！〕関岡英之・和田秀樹　共著に書かれていることですし、マツケンも以前からこのことに強い関心を

寄せていたのです。

日本には日本なりの固有の文化があります。そしてアメリカにはアメリカなりの・・・・そのアメリカなりを無理やり日本に押し付けようとしているのが例の要望書という名の「命令書」。

これを忠実に実行してきた政府与党のお陰で、昨今の格差社会が出来たと断言できる。

「M&A改革」、「ホワイトカラーエグゼンプション」も06年版の「報告書」に「アメリカ政府の要求」とはっきり書いてある。

食料については、戦後の占領期にGHQが学校給食を通じてパン休職を普及したが、それは当時余剰小麦の処理に困っていたアメリカが日本にそれを押し付けたものであったこと、そのために慶応大学の教授などを動員して「米を食べるとバカになる」と宣伝したこと、こうして「人類史上稀に見る食習慣の激変」を作り出したとのべている。

「日本はアメリカの51番目の州」と言われるとおり実質的にはまだ占領されたままの植民地状態。

「改革」にだまされるな！ぜひみんなで考えて行きたいものです。断っておきますが、マツケンは

これまで支持政党としては、保守系、つまり自民党だったのです。ただ、今度ばっかりは我慢ならん!!

ということ。したがって今あえて支持するのは「国民新党」、綿貫さん、いい味出してます。