子牛 ≫2007.07.23 [Mon]

今日は晴天、２８℃。朝からあつ～いです。

ブログの材料を探していたら、かわいいの見つけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生後数日の子牛。マツケンは８年前までは黒毛和牛を飼育していました。

肥育といって、太らせて食肉にする、主に去勢牛でした。

今の有機肥料製造販売に転業するとき、それまでの牛舎を近くの生産農家N別府さんに賃貸しました。

ここで、人工授精して生まれた子牛は約１週間で本宅へ移され、人工ミルクで育てられます。

つまり、この子牛が母牛と一緒にいられるのは、後数日という訳。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなに愛情一杯の親子が、引き裂かれる。残酷なようだけど、経済効率を優先する家畜の宿命。

母牛は２日ぐらいわが子を求めて泣き叫ぶ。牛でさえ、わが子を大事に大事に思うのに

幼児虐待とか、育児放棄、親が子を殺し、子が親を殺す。

あまりに人間の有り様はひどすぎる。いろんなニュースに接する度に強い憤りを禁じえない。

競争社会、格差も自己責任論の小泉改革からこっち、日本は日本らしさを失い、

思いやり、やさしさ、いたわりの心がなくなったように思います。

他人を蹴落としてでも、勝ち組になる、そんな風潮はいかがなもんでしょうか。

努力は報われなきゃならない。と同時に、弱者への思いやりがあってしかるべし。

今回の参院選、いろんな意味で大事な選挙です。１票による意思表示。

しがらみから抜け出し、自分の思いを投票しましょう。